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伝承遊びが子どもの手先や身体能力、脳を育てる 「独楽、剣玉」

長野県佐久市にある私立保育園のホールのステージ上より。

 

11月23日配信のブログに「松本市にある美術館より」と記載しました。

実は、この日、私は松本市芸術館で行われる子ども祭りイベントに参加していたのです。

 

運動保育士としてではなく、人形劇団として参加していたのです。

私の実家は、長野県高森町と言う場所です。その隣に飯田市という町があります。

ここは、人形劇で盛んな人形劇の街なのです。そんな環境で育った・・・と言うわけで人形劇をしているのではありません。

 

きっかけは、松本短大時代に柳沢ゼミの先輩に

先輩「みやっち(当時の呼び名)さ~、ただでご飯食べれるところに行きたくない??」

宮沢「行きたいです!」

先輩「じゃ、○曜日にここに来て!」

宮沢「了解です」

といって連れて行かれた場所が、人形劇団だったのです。

なんとも不純な動機で入団したのであります(笑)

 

そこから人形劇のお手伝いをさせてもらったり、人形劇に参加したりと奥深さにはまっていくのでした。人形劇だけでなく、獅子舞もやります。私の担当は、獅子の後ろ足です。

 

写真は、他劇団の写真撮影用ブースがあったので撮らせていただきました。

私の所属劇団ではありませんのであしからず・・・。

 

プロの人形劇の方のお芝居は、本当に感動します。う~ん、参考にする要素がたくさんあるぞ・・・。

 

そんな中、人形劇団以外で「こまの達人」も来ていました。

こちらの方は、全国の保育園や子ども劇場を渡り歩いている方です。

 

私もワークショップに何回も参加させて頂きました。

 

 

そこで私が感じた事は、独楽や剣玉と言った昔ながらの伝承遊びには、発達に必要な要素がふんだんに含まれているといことです。

 

私が、保育士時代にいた保育園では、クリスマスのプレゼントに発達に応じて

 

2歳児:手もみゴマ

年少児:糸引きゴマ

年中児:投げゴマ

年長児:剣玉

 

を渡していました。

 

年長児も最初は、かなり苦戦しますが、全員できる様になっていたのを思い出します。

 

独楽などは、縄を使うもの、直接回すものなど種類も豊富です。子どもの手指の器用さや強弱加減も刺激をすることができます。

 

何よりも「自分で回せた」感覚を味わえるため自信につながります。

 

また、剣玉は、年長さんになってから取り入れますが、全身のバランスや巧緻性を刺激するとても良い素材になります。

 

何よりもこれらの素材で共通することは、

 

出来るようになるためには、多少の努力が必要になる(前頭前野の力)

 

ということです。

ゲーム等の難しそうだが、ボタンを押したら偶然にクリアできたとは、訳が違います。「できる」「できない」がはっきりしているためある程度強い継続の意識が必要になります。

 

ここで大切なことは、導入です。いかに楽しそうなものか、魅力的なものかを伝えなければいけません。

 

子どもを育てるカギは、「お手軽にできないものを提供しお手軽にできる様に錯覚させ、遊びこませる」ことです。

 

このちょっと努力して出来る様になった感覚を経験した子どもは、かなりの自信と積極性を獲得できます。

 

 

剣玉なども様々な遊びから入り本格的な剣玉の動作に入っていきます。

 

お家でも簡単にできるため、今年のクリスマスプレゼントは、ゲームやキャラクターの音が出るおもちゃではなく、昔ながらの玩具を選んではいかがでしょうか?

 

ワークショップなどでもそうですが、子どもより大人が夢中になってしまうので注意してくださいね(笑)

 

また、独楽や剣玉の遊びを発達別に紹介しますね。