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ゴム紐の活用と効果的な運動遊びへの導入術

長野県佐久市にある岩村田北保育園の一室より。

 

あなたの保育園に眠っているお宝はありませんか??

私が、保育士時代に体験したお話です。

保育園の倉庫を見ると巧技台がたくさん入っていました。

年度末の掃除になると重たい巧技台をリレー形式で外に運び出しました。

 

巧技代には、滑り台、鉄棒、ハシゴ、平均台などがセットになっております。

これらを倉庫から出すのは、ひと苦労です。運び出すには、コツがいりますよね。

 

そしてもっと大変なことは、それらを再び倉庫に入れる時です。

まるでパズルのように難解です。

ちゃんと入れないと巧技台が崩れて来たりへんな出っ張りが出来てしまうのです。

こんな経験ありますよね!?

 

保育園によっては、何年も倉庫の中なんていうことも当たり前で

なんとももったいない!と感じていました。

保育士時代は、そんな巧技台を倉庫から引っ張り出してよく遊び場を作ったことが良い思い出です。

 

今回紹介するものも、案外使わないかもしれません。

タンスや引き出しにしまってあるかもしれません。

或いは、側転遊びをやった時にしか日の目を見ることはない儚い存在・・・。

 

それは、ゴム紐です。

 

変幻自在!これがなくっちゃズボンがずり落ちてしまいます(笑)

今回は、ゴム紐が有効活用できしかも、鉄棒好きになる遊びを紹介します。

ゴム紐 鉄棒

写真のようにゴム紐を鉄棒にくくりつけるだけです。

遊び方は、ゴム紐をクモの糸に見立てて、触れないように歩くだけの一見簡単な遊びです。

 

しかしこの遊びは、空間認知によって紐の位置を感知したり足の配置場所をイメージして進まなければゴム紐に触れてしまいます。

 

また、勢いでは進むことができません。集中力と体の微細調節を必要とします。

写真は、難しく設置してあるため年少さんからの動画で導入を見て行きましょう!

 

 

ステップ2は、頭上にも糸を張ります。

足と頭の双方に意識を向けなければいけません。

肩にも意識が必要です。

立体になっているため難しいです^^

ステップ3はさらに複雑に張ります。

子ども達の足に注目してください。

 

足の親指(内側)から設置しております。

これが、年中になるともっと明確につま先を使うようになります。

このつま先動作が、現在減りつつある土踏まずの形成や体の器用さに大きく影響します。

ペタペタした足では、足を持ち上げ保つ事や意図した場所に置くことが困難になってしまいます。こんな楽しい遊びから徐々に刺激していきましょう!

最後は、ゴム紐を下から引っ張り上げてトンネルを作ります。

ワニ歩きでくぐっちゃいます。

鉄棒に必要な懸垂力を育てることができ、また鉄棒で遊ぶことで鉄棒への抵抗感を減らすことができます。それだけでなく、慎重に体を動かすことや土踏まずへの刺激など良いことだらけです。

いかがでしたでしょうか?

クモの巣渡りやカンガルー跳びで使用されるゴム紐ですが、

ちょっとした工夫でいろいろなねらいが立てられる素材に変身します。

あなたのお気に入り遊びがありましたら、是非、ご一報ください。

 

 

ちなみに私が使用しているゴム紐は、もう9年前の物を未だに使用しています。

保育士時代に買ったものです。毎日引き延ばされ、縛られ過酷な生活を強いられているゴム紐くんですが、9年経った今も、子ども達を楽しませ続けてくれている相棒です。