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総合保育の視点から子どもの発達を促す運動保育士

長野県中野市にある幼稚園のホールの片隅より。

 

運動保育士の素性って知ってますか?

体育教師とも違うし保育園の先生とも違う・・・。

でも幼児教育に携わっている・・・。

体育の先生なのに家庭環境や生活面の関わりを説教する・・・。

体育の先生なのに脳の話をするし・・・。

体育の先生なのに保育にハサミを使ったり雑巾がけをしろだとか言うし・・・。

子どもの家庭背景を聞こうとするし・・・運動と関係あるの??

なんで箸が持てるか聞くの!?運動と関係ないのに。

 

きっと運動保育士が巡回に来た保育園の先生は疑問に思っているはず。

 

今回は、運動保育士について知っていただこうと思います。


運動保育士とは、子どもの日常生活において脳科学に基づき遊びと生活の観点から発達を促すことを仕事としております。

 

どこかのブログでも触れましたが、運動って一括りにできないのです。

音楽の中にも運動が含まれています。

集団遊びの中にも含まれています。

製作や食事、衣服の着脱、公園遊び などあらゆる部分で運動が存在しています。

 

そんなマニアックな部分を脳の発達と絡め専攻しています。

特に私たちが提供する運動遊びには、認識、語彙、語意、数字、大きさ、反対言葉、イメージ、仲間、音楽、タイミング、社会性など複合的要素が大変強いのです

 

ある一定の技術を特化させるのではなく、総合的に子どもを刺激する方法なのです。

その中で子ども達の得意、不得意な部分が明確に出てきます。

 

子どもの不得意な部分も総合的な関わりができるため、多角的対応が容易にできやすいのです。

 

運動遊びで苦手な事が、生活の衣服の着脱でも同様だったり、

タイミングを合わせる運動が苦手な子どもは、

最後まで話を聞くことが苦手ですぐに行動してしまったりと関係性がバッチリ分かります。

 

よって運動遊びで刺激するよりも、生活動作からの刺激の方が効果的なこともあります。

だからうるさく講演会などで運動の先生が、生活面のことを長々とお話しするのです。

 

上記の事は、ただ世間一般で言われている事ではなく、

脳科学からの根拠が含まれているため、現場の先生方や保護者の方は納得しやすくなります。

 

そんな偉そうなことを言っている運動保育士ですが、ちゃんとお勉強しております。

 

月に1回インターネット会議を開きます。

スタッフ同士が離れているため文明の利器に頼るのです。

 

そこでは、月の反省や次月の指導案検討会を行います。

 

また、より保育の専門家としてお役にたてるようによくある保育園での風景を質問にします。

 

その一部分を紹介します

Q1.年少児で登園・降園の時、今も母親に抱っこされて帰っていきます。体の使い方も不器用で姿勢も悪く少し力が加わっただけで脱力してしまいます。散歩へ行くと帰りは「疲れた・・。」といって泣き出すことがあります。このような子に対する具体的な対策と保護者へのアドバイスを答えなさい。

 

Q2.年中児で朝の用意や給食の後の片付けのとき、自分のものを出したまま放置したり、片付けられないことが良く見られます。そのような子に対して、自分から取り組ませるための動機づけとして具体的にどのような対応をしたら良いでしょう?

 

Q3.年少児で、整列をするときに「男の子(女の子)並んでください。」と言葉をかけるのですが、反応が無くいつも後ろのほうにいます。これは言葉が理解できていないからでしょうか?それとも他に何らかの原因が考えられますか?具体的な対策とともに答えなさい。

 

Q4.毎日眠るのが22:00以降になっているようで、日中はあくびをしたりボーっとしたりして無気力気味かと思えば夕方ごろからハイテンションになってイライラしています。このような児童に対する具体的な対策と保護者へのアドバイスの仕方について答えなさい。

 

Q5.年少児で泥んこ遊びをすると汚れることを嫌がる子がいます。食事でも見た目や感触によっては食べるのを嫌がることが良くあります。この児童は感触に敏感だと思うのですが、このままでも問題ないですか?なにか対策はありますか?

 

Q6.年長児で運動遊びや集団でなにかをするときに、順番を待っているときや自分の番が終わると自分は関係ないかのように寝転がったりふざけたりする児童がいます。どうしたら集中して待つことができるようになりますか?

 

 

このような問題を毎月出して運動保育士の質を向上しております。

もちろん運動に関する問題も出します。

 

運動保育士について少しは、お分かりいただけたでしょうか?

他に疑問などありましたらお気軽に聞いてください。

 

追伸・・・

運動保育士って資格が取れるの!?とよく聞かれます。まだ、資格化しておりません。

そのうちやりたいな~。