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前頭前野を刺激する逆上がり

こんにちは。

 

突然ですが、こちらの動画をご覧ください↓

動画の遊びは、最近開発した「りんご逆上がり」という遊びです。

 

りんごぶら下がりで数秒静止し、その後足を床につけず逆上がりをする遊びです。

 

これを10月27日に開催されたセミナー時に紹介したところ、

「出来るわけないよ~」

「え~~~~!!??」

 

など驚きの声が上がっていました。

 

実際、私が巡回している保育園、幼稚園ではかなりの確率で出来るようになります。

 

今回、何故この様な動画をアップしたかというと

 

幼児期の逆上がりは、勢いではなく

「全身の発達を利用した逆上がり」

 

ということを皆さまに知ってほしいと言うことです。

よく小学校の指導では、勢いをつけた逆上がりを指導します。

また、幼児向け体育指導などでも同様な指導をします。

 

このような指導は、子ども達が自分の身体と対話することが難しくなります

 

何故かと言うと勢いのある逆上がりを行った時に

☆思い切り身体を振りあげているが、身体がどうなっているか分からない

☆なんとなくやったらできてしまった

☆思い切り蹴り上げをすると腕が伸びてしまう

☆勢いをつけるため力を入れるべき個所に力が入らず抜けてしまう

 

これらは、子ども達が高速で身体を動かすことでなんとなくできたり、

またはできなかったりする状態になります。

 

また、成功率も下がり子どもたちの中で「できない」という不快感だけが残ってしまうのです。

 

もう一つ、鉄棒の後ろから走り込む時も器用な子どもならば

そのまま真上に蹴りあげられますが、

運動経験の少ない子や、イマイチどう身体を動かすか分かっていない子どもは、

斜め前に蹴りあげてしまいしっかりと身体を上方へ起こすことができません。

 

そこで柳沢運動プログラムでは、

「懸垂のような逆上がり」を指導しています。

 

勢いはあまり必要ありません。

必要なのは、

☆身体を一つずつ丁寧に動かせる能力

こちらは、身体と対話する能力と言っても過言ではありません。

 

☆日常会話やコミュニケーションがとれる能力

・指導者の話を聞いて蹴りあげる合図に合わせる

・指導者が提示した目標物を蹴りあげる

・蹴りあげた時に指導者が「腕を曲げて」と言った指示を理解し実行する力

 

☆精神と身体の静止

・蹴り上げ前のスタート姿勢では、視線と身体を完全に止める。

この時に身体が動くと蹴りあげた瞬間に腕が伸びる。

また、鉄棒上方の目標物を始終目視し続けることで、顎を閉じることができる。

視線が泳いだり一瞬でもキョロキョロすると顎が開いたり合図に合わせられない。


上記3点のことができていれば、かなりの高確率で逆上がりができます。

 

実際に運動保育士会が巡回させて頂いている保育園では、

年長児になると多くの子ども達が、無理なく逆上がりができてしまうのです。

 

この時、普段落ち着きや集中力がなかったり精神的粘り強さが弱い子ども達は、

上記の事項が満たされていないので出来る確率は、低くなります。

 

よって冒頭でもお伝えしたように

子ども達の総合発達の表れが見えるのが逆上がりなのです。

 

また、この逆上がりができる子ども達は、

側転・跳び箱・大縄跳びなど

あらゆる遊びを器用にこなすことができます。

 

そして、コミュニケーション能力の向上や精神的な粘り強さや

身の回りのことが分かるなど総合発達を見ることができます。

 

つまり柳沢運動プログラムとは、

前頭前野の特性を最大限に引き出す運動遊びなのです。

 

では、どのような指導で出来るようになるのか。

 

これは、柳澤秋孝教授が提唱される通り

「日々の運動遊びの積み重ね」

 

に他なりません。

過激な訓練をすれば出来る様なことがありますが、

その分子ども達の心に傷を作りやすくなります。

 

運動保育士会では、年少児の4月から年長児の3月までに対応した

イラスト指導案や文字指導案を発売しております。

また、それにリンクしたDVD指導案も発売予定です。

 

興味のある方はご注文いただき、より細かなスモールステップで大きな成果を期待してください。

是非、一押しお願いします!
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