こんにちは!運動保育士会の石濱です!
今回は「お使い」をテーマに運動遊びを紹介したいと思います。
頼まれたものを覚えたり、何を買ってくるのかを想像したりして遊びます。
また、「お使い=お兄さん、お姉さんにしかできない」という活動を行うことで、
少し大きくなること(お兄さん、お姉さん)への意識の芽生えにも繋げていきましょう♪
【年少さんおススメの遊び】
○カンガルーさんでお使い
まずはカンガルーさんでお店(親がいる所)まで行きます。
膝の間にタオルを挟んで落さないように跳びます。
この時に、「どこに挟んだら落ちないか」と質問することで語彙を引き出したり、
イメージしたり、コミュニケーションに繋がります。
足を閉じながら跳躍するので縄跳び遊びの前段階となります。
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○にょろにょろへびさん
カンガルーでお使いをしながらにょろにょろヘビさんに出会います。
ヘビさんを踏まないように跳び越える跳躍力と、
踏まないように距離感を掴む空間認知力を養います。
足の裏全体でべたべた跳ぶのではなく、つま先で跳ぶことが出来ているか観てみて下さい☆
【年中さんおススメの遊び】
○ワニさんでお使い
ワニさんに変身をして背中におままごとの道具やお人形を乗せて歩きます。
落さないように慎重に歩きながら、しっかり腕とつま先を使って歩きます。
畳やカーペットの上だと滑りにくいので廊下やフローリングで行うと歩きやすくなります。
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○ワニさんお使い2
大人は子どもに「リンゴ色の物を買ってきて!」などのお題を出します。
おままごとがある家庭では「赤い食べ物(=リンゴ)」と言ったようにお題を出してみましょう。子どもは言われたものをワニさんで探して背中に乗せて大人に届けにいきます。
【年長さんおススメの遊び】
○障害物・変身遊び
大人が子どもに「まず、カンガルーさんに変身してお布団を前転(でんぐり返し)してきましょう。その後にお母さん(お父さん)のお山を登って忍者さんで帰ってきてください!」
と指示を出します。子どもは覚えて動き始めます。
慣れてきたらどんどん障害物を増やして遊んでいきます。
言われた通りの動物さんに変身することが出来るか、
覚えているかなどの記憶の操作の遊びとなります。
○お使い遊び
障害物・変身遊びの応用編です。お使いを頼みます。「
台所の国まで黄色い食べ物(みかんやバナナ)をクマさんで買いに行ってきてください!
帰り道はカンガルーに変身して帰ってきてください。」とお使いを頼みます。
帰ってくる最中に「○○まで来たらスキップに変えて・・・」など
どんどん障害を増やしていくと、より記憶の操作への刺激となります。
ご兄弟で順番に遊んで競い合ってみてください☆
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以上運動遊び通信でした♪
次回の配信もお楽しみに^^