”大縄跳び””短縄跳び”ができるまでの過程

「縄を跳ぶ」という運動は、自分で縄を回して跳ぶ「単縄跳び」と、他の人が回している縄を跳ぶ「大縄跳び」の2つがあります。
難しさとしては、単縄跳びのほうが難しいです。縄を跳ぶだけでなく、自分で回すという動きが入っているからです。
なので、まず初めは大縄跳びからやってみて下さい。
しかし、大縄跳びでも”縄のタイミングに合わせて跳ぶ”ということは、意外と難しい動きです。
ロボットの開発をイメージしていただくとわかりやすいかもしれませんが、向こうから来たもののタイミングに合わせて自分が跳び上がるというのは、なかなか高度な動きになります。
最近では、自動運転や自動で止まる車はたくさんありますが、向こうから走ってきた車を避けるという技術はまだ開発されていないと思います。
なので、子ども達に最初から縄を回して跳ばせようとするのではなく、段階を追った練習方法が必要になるのです。
まずは、両足を揃えてジャンプができるようになることから始めてみてください。
両足を揃えてジャンプが出来るようになったら、腕振りを合わせてジャンプを一定のリズムで連続的に出来るようにしていきます。
その次に障害物を跳び越すという動きをプラスします。
それから動いている障害物に合わせてジャンプをしてみるというように、幾つものステップがあって、初めて動いてきた縄を跳び越すということが可能になります。
このように段階を追って指導すれば、確実に保育園幼稚園の小学校に上がる前に単縄跳び、大縄跳びが全員できるようになります。
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足元のフープを罠に見立てて、触らないように進んでいきましょう。足のつま先まで意識して動くことが目的です。

ロープや縄跳びを蛇に見立てて、触らないように両足ジャンプをしてみましょう。両足でジャンプをするときに膝が離れないようにしましょう。

横方向のジャンプを行います。前後よりも横へのジャンプをするときに膝が離れやすくなります。連続でジャンプしても膝が離れなければOKです。

10cmくらいの高さをジャンプします。このときも、両脚の膝が離れないようにしましょう。着地のときも膝で衝撃を吸収して両足着地すると柔らかなジャンプが出来るようになりますよ。

大縄跳びのタイミングをつかむために、縄をくぐり抜けましょう。跳ぶ必要はありません。先生の合図に合わせて大縄の中に入り、一気に走り抜けましょう。

縄跳びを跳んでみます。跳ぶことに慣れてきたら、しりとりをしながら跳ぶなど意識を他に向けてみましょう。
さらにレベルアップして、短縄跳びの上達につながります。

